クリックポスト「まとめ申込」で一括発送|CSV取込から40件制限の対処法まで

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クリックポスト「まとめ申込」で一括発送|CSV取込から40件制限の対処法まで

クリックポスト「まとめ申込」で一括発送|CSV取込から40件制限の対処法まで

クリックポストの「まとめ申込」は、CSVファイルをアップロードして最大40件分の宛先を一括登録できる機能です。管理画面の「まとめ申込」タブからCSVを取り込み、内容を確認して支払手続きに進むだけ。1件ずつ宛先を手入力する必要はありません。

ただし、CSVのフォーマットや文字コードの指定を間違えるとエラーになります。41件以上の場合はファイルを分割する必要もあります。

この記事では、まとめ申込の具体的な手順から、40件制限の対処法、よくあるCSVエラーの原因と解決策まで整理しました。筆者はクリックポストのCSV仕様に向き合いながらShopifyアプリを開発し、自らも日々の発送をまとめ申込で処理しています。


なぜ「まとめ申込」を使うべきなのか

1件ずつの申込は、件数に比例して時間が増える

クリックポストの通常の申込画面では、1件ごとに届け先の郵便番号・氏名・住所・内容品を入力して決済します。1件あたり2〜3分かかるため、10件なら20〜30分です。

まとめ申込を使えば、CSVに情報をまとめてアップロードするだけで、最大40件分の宛先を一括登録できます。1件ずつ住所を手入力する必要がなくなります。ただし、支払手続きは1件ずつ行う必要があります(一括決済の機能はありません)。

私自身、最初は1件ずつ申し込んでいましたが、1日の発送が10件を超えた頃に限界を感じ、まとめ申込に切り替えました。宛先の入力作業がなくなるだけでも大幅な時短になりました。

個別申込の所要時間。1件で2〜3分、10件で20〜30分と件数に比例して時間が増えていく
個別申込の所要時間。1件で2〜3分、10件で20〜30分と件数に比例して時間が増えていく

申込方法10件の所要時間40件の所要時間
1件ずつ申込約20〜30分約80〜120分
まとめ申込(CSV)約2〜3分約2〜3分

件数が増えても処理時間が変わらないのが、まとめ申込の最大のメリットです。1日の発送が5件を超えるなら、CSVでの一括処理を検討する価値があります。

CSVはどうやって用意するか

まとめ申込に必要なCSVは、大きく分けて2つの方法で用意できます。

  • 手動で作成する: クリックポスト公式サイトからテンプレートをダウンロードし、Excelやスプレッドシートで入力する
  • アプリで自動生成する: Shopifyの注文データからCSVを自動エクスポートする

手動で作成する場合、住所を最大4フィールド(各フィールド全角20文字以内)に振り分けて入力する手間があります。1フィールドに収まらない長い住所は分割が必要です。アプリを使えば、この振り分け処理も含めて自動化できます。


まとめ申込の手順

Step 1: CSVファイルを用意する

Shopifyの注文データからCSVを用意します。クリックポストのCSVフォーマットに合わせて、以下の項目が必要です。

  • お届け先郵便番号(ハイフンなし・半角7桁)
  • お届け先氏名
  • お届け先住所(最大4フィールド、各フィールド全角20文字以内)
  • 内容品

「瞬時に発送!for クリックポスト」を使う場合は、未発送の注文を選択してCSVエクスポートするだけで、フォーマット変換・住所分割・文字コード設定がすべて自動処理されます。

Step 2: クリックポストにログインし、まとめ申込画面を開く

クリックポストの管理画面にログインし、「まとめ申込」のメニューを選択します。CSVファイルのアップロード画面が表示されます。

Step 3: CSVをアップロードする

用意したCSVファイルを選択してアップロードします。ファイルの内容が読み込まれ、取り込み結果が一覧で表示されます。

一括申込の画面。CSVファイルをアップロードすると取り込み結果が一覧で表示される
一括申込の画面。CSVファイルをアップロードすると取り込み結果が一覧で表示される

このとき、住所の不備やフォーマットのエラーがあると、該当行がエラーとして表示されます。エラーがある行は処理されないため、修正して再度アップロードするか、エラー分だけ個別に申し込む必要があります。「瞬時に発送!for クリックポスト」からエクスポートしたCSVであれば、フォーマットや住所の振り分けはアプリ側で処理されるため、この段階でエラーが出ることはありません。

Step 4: 内容を確認して支払手続きを行う

取り込まれた内容に問題がなければ、支払手続きに進みます。Yahoo!ウォレットまたはAmazon Payで支払いますが、一括決済の機能はなく、1件ずつ支払手続きを行う必要があります。

Step 5: 発送ラベルをダウンロードして印刷する

支払手続きが完了すると、発送ラベル(PDF)をダウンロードできます。「まとめ印字」機能を使うと、A4用紙に4面ずつ、1回につき最大20件分のラベルをまとめて印刷できます。40件の場合は2回に分けてダウンロード・印刷します。

個別の「印刷」ボタンを押すと1件ずつのPDFが生成されてしまうので、複数件を処理する場合は「まとめ印字」を選択してください。印刷したラベルを切り離して、梱包した商品に貼付します。

支払後の流れ。A4一括印刷でラベルを出力し、梱包・ラベル貼付後、配送追跡番号をShopify受注データに自動追加する
支払後の流れ。A4一括印刷でラベルを出力し、梱包・ラベル貼付後、配送追跡番号をShopify受注データに自動追加する

まとめ申込の操作自体は、CSVさえ用意できていれば5分もかかりません。発送業務で時間がかかるのは梱包作業であり、申込手続きはボトルネックにならないのが理想です。


40件制限への対処法

クリックポストのまとめ申込は1回40件まで

まとめ申込で一度にアップロードできるのは最大40件です。これはクリックポスト側の仕様で、変更できません。

41件以上の発送がある場合は、CSVを分割して複数回に分けてアップロードします。

40件の制限と分割方法。一括申込は最大40件まで。41〜80件の場合はCSVを2分割してそれぞれアップロードする
40件の制限と分割方法。一括申込は最大40件まで。41〜80件の場合はCSVを2分割してそれぞれアップロードする

発送件数CSVの分割まとめ申込の回数
1〜40件不要1回
41〜80件2分割2回
81〜120件3分割3回

分割しても後工程の手間は変わらない

CSVを分割してまとめ申込の回数が増えても、追跡番号の反映はまとめて処理できます。発送ラベルを一括で取り込めば、何回に分けて申し込んだかに関係なく、追跡番号は一度の操作でShopifyの注文に反映されます。

分割で手間が増えるのは、まとめ申込の操作(アップロード→決済)を繰り返す部分だけです。1回あたり2〜3分なので、80件を2回に分けても追加は2〜3分程度です。


まとめ申込でエラーが出る原因と対策

よくあるエラーの原因

エラー原因具体例対策
住所の分割ミス都道府県が空欄、番地が市区町村欄に入っているアプリで自動分割するか、テンプレートの項目を確認
郵便番号の形式全角数字、ハイフン付き(例: 330−0074)半角数字・ハイフンなしに統一
文字コードの不一致UTF-8で保存されたCSVShift_JIS(ANSI)で保存
必須項目の空欄内容品が未入力CSV作成時に既定値を設定

エラーを出さないための習慣

手動でCSVを編集する場合、保存時の文字コードに特に注意が必要です。クリックポストのまとめ申込が受け付ける文字コードはShift_JIS(ANSI)のみです。MacのExcelやNumbersは保存時にUTF-8になることがあり、文字化けの原因になります。

アプリからエクスポートしたCSVをそのまま使う(途中でExcelで開かない)のが、エラーを防ぐ最も確実な方法です。


よくある疑問

Q. まとめ申込と個別申込を混在させても大丈夫?

問題ありません。同じ日にまとめ申込と個別申込を併用しても、発送ラベルはそれぞれ独立して発行されます。たとえば、CSVに含めなかった急ぎの1件を個別に申し込むといった運用も可能です。

Q. まとめ申込の決済を途中でキャンセルできる?

CSVをアップロードした段階ではまだ決済されていません。取り込み結果を確認してから決済に進むので、内容に問題があれば決済前にやり直せます。決済後のキャンセルは、クリックポストの仕様上できません。

Q. 同じCSVを2回アップロードしてしまったら?

同一データを重複してアップロードした場合、同じ届け先に対して二重に申し込まれます。クリックポスト側で自動的に重複を検出する仕組みはないため、アップロード前にCSVの中身と件数を確認する習慣が大切です。


まとめ

クリックポストのまとめ申込は、CSVファイルで最大40件分の宛先を一括登録できる機能です。1件ずつ住所を入力する方法と比べて、宛先登録の手間が大幅に減ります。

40件を超える場合はCSVの分割が必要ですが、追跡番号の反映はまとめて行えるため、後工程の手間は変わりません。エラーを防ぐポイントは、住所の分割・郵便番号の形式・文字コードの3つです。

CSVの準備から追跡番号の反映まで一気通貫で効率化したい方は、瞬時に発送!for クリックポストを試してみてください。

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