発送作業をルーティン化する|毎日同じ時間に終わらせるコツ

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発送作業をルーティン化する|毎日同じ時間に終わらせるコツ

発送作業をルーティン化する|毎日同じ時間に終わらせるコツ

「今日の発送、何件あるかな」「先にメール返した方がいいかな」。発送作業を始める前に、こうした判断を毎回していませんか?

判断が入るたびに時間がかかります。発送作業は内容がほぼ同じなので、ルーティン化との相性が良い業務です。手順と時間を固定してしまえば、考えずに手が動くようになります。

この記事では、発送のやり方を何度も見直しながら今のルーティンに落ち着いた筆者が、毎日同じ時間に発送を終わらせるための考え方と具体的な方法を紹介します。


なぜルーティン化が有効なのか

判断するたびに時間を失う

発送作業そのものにかかる時間は、10件で15分程度です。ところが「今やるか、後でやるか」「先に梱包するか、CSVを先に出すか」といった判断が入ると、作業時間とは別に5〜10分のロスが生まれます。

毎日やることなのに、毎日「どうやるか」を考えている状態は非効率です。一度フローを決めて、以降は同じ手順で回すだけにすると、このロスがなくなります。

「メール先?後で?」「CSV?梱包?」と迷う時間がそのまま時間ロスになる
「メール先?後で?」「CSV?梱包?」と迷う時間がそのまま時間ロスになる

作業時間が予測できるようになる

ルーティン化すると「発送は14時から15分」と時間枠が固定されます。前後の予定が立てやすくなり、「発送が終わらなくて他の作業ができない」という状況が起きにくくなります。

状態発送にかかる時間他の業務への影響
毎回やり方を考える15〜40分(ばらつく)終わる時間が読めず、予定が立てにくい
ルーティン化済み15分前後(安定)時間枠が固定され、前後の予定が組める

ルーティン化の3つの柱

3つの柱でルーティン化。時間の固定(毎日14:00に開始)、手順の固定(CSV→印刷→梱包→通知)、例外ルールの確立(トラブル時も迷わない)
3つの柱でルーティン化。時間の固定(毎日14:00に開始)、手順の固定(CSV→印刷→梱包→通知)、例外ルールの確立(トラブル時も迷わない)

1. 時間を固定する

発送作業を始める時間を毎日同じにします。私の場合は14時です。

14時を選んだ理由は2つあります。午前中にまとまった注文が入るので、14時に一括処理すれば大半をカバーできること。もう1つは、発送後にそのまま郵便局やポストに持ち込める時間帯だからです。

時間は各自の生活リズムに合わせて決めれば問題ありません。大切なのは「毎日同じ時間に始める」ことです。

時間を固定すると、「今日の発送はいつやろう」という判断が消えます。14時になったら始める。それだけです。

2. 手順を固定する

発送作業の手順は毎回同じです。考える要素がないので、手順を固定しやすい業務です。

  1. アプリで未発送注文を確認し、CSVエクスポート
  2. クリックポストのまとめ申込にCSVをアップロード → 支払手続き
  3. 発送ラベルを印刷
  4. 梱包 → ラベル貼付
  5. 発送ラベルをアプリに取り込み → 追跡番号の一括反映
  6. 郵便局またはポストに投函

この順番を変えないことが重要です。たとえば「先に梱包を始めてからCSVを出す」といった順番の入れ替えは、作業の流れが途切れる原因になります。

3. 例外ルールを決めておく

ルーティンを崩す原因の多くは「例外」です。例外が発生したときのルールをあらかじめ決めておくと、判断に迷わずに済みます。

例外ルール
14時までに注文が0件発送作業はスキップ。次の日にまとめて処理
40件を超える注文CSVを分割して処理。手順は同じ
急ぎの注文(当日発送希望)午前中に個別対応。14時のルーティンには含めない
体調不良・外出翌日にまとめて処理。発送日の目安を設定していれば1日の遅れは許容範囲

例外ルールを決めておく目的は、「例外が起きたときに考えない」ことです。ルールに従って処理するだけなので、ルーティンが崩れません。


ルーティンを定着させるコツ

最初の2週間は意識的にやる

ルーティンが習慣として定着するまでは、意識的に「14時になったら発送作業を始める」と決めて実行する期間が必要です。2週間ほど続けると、時計を見なくても体が動くようになります。

作業中に他のことをしない

発送作業の途中でメールを確認したり、SNSを見たりすると、15分で終わるはずの作業が30分以上に膨らみます。発送が終わるまでは発送だけに集中する、と決めておきます。

件数が少ない日も同じ手順で回す

注文が2〜3件の日に「手入力でいいか」と例外を作ると、手順が安定しません。件数に関係なく同じフローで処理することで、ルーティンが崩れなくなります。


発送ルーティンの1日の例

以下は筆者の発送ルーティンです。参考として紹介します。

時間作業
9:00〜12:00商品づくり・仕入れ・問い合わせ対応
12:00〜13:00昼休憩
13:00〜14:00商品撮影・SNS投稿・ショップ更新
14:00〜14:15発送作業(CSVエクスポート→梱包→追跡番号反映)
14:15〜14:30郵便局またはポストに投函
14:30〜17:00商品づくり・新商品の企画

発送作業が15分の固定枠に収まっているため、前後の作業に影響を与えません。「発送が終わらなくて午後の予定がずれた」ということが起きなくなります。

ルーティン化で毎日同じ時間に発送完了。時間と手順を固定して効率化する
ルーティン化で毎日同じ時間に発送完了。時間と手順を固定して効率化する


よくある疑問

Q. 1日2回発送したい場合は?

午前と午後に分けてルーティンを設定することもできます。たとえば「10時に午前分、15時に午後分」とすれば、当日中の発送対応が可能です。ただし、ルーティンの回数が増えると管理コストも増えるので、1日1回で十分に回る件数であれば1回にまとめる方がシンプルです。

Q. 注文のタイミングがバラバラで、まとめにくい

「14時までに入った注文を14時に処理する」と区切りを決めれば、注文のタイミングに振り回されません。14時以降に入った注文は翌日の14時に処理します。Shopifyの配送設定で「発送までの目安」を明記しておけば、お客様の期待値とのずれも防げます。

Q. 旅行や長期外出のときはどうする?

事前にショップの発送スケジュールを告知しておきます。Shopifyの管理画面で「発送休止期間」をお客様に伝える方法はいくつかありますが、最もシンプルなのは配送ポリシーに記載しておくことです。


まとめ

発送作業のルーティン化は「時間を固定する」「手順を固定する」「例外ルールを決めておく」の3点で実現できます。

毎日同じ時間に同じ手順で処理すると、判断コストがなくなり、作業時間が安定します。発送に使う時間が予測できれば、商品づくりや販促に使える時間も確保しやすくなります。

発送のルーティン化を始めたい方は、まず作業時間を1つ決めるところから。CSVエクスポートから追跡番号の反映まで一気通貫で処理できる瞬時に発送!for クリックポストも、ルーティンの効率化に役立ちます。

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