クリックポストで送れる?商品別の判断基準と具体例

更新: 9分で読めます
クリックポストで送れる?商品別の判断基準と具体例

クリックポストで送れる?商品別の判断基準と具体例

厚さ3cm以内・重さ1kg以内に収まる商品であれば、クリックポストで全国一律185円で送れます。アクセサリー、ステッカー、ケーブル、キーキャップなど、小型・軽量の商品との相性は抜群です。

逆に、厚みのある商品や割れ物は注意が必要です。この記事では、商品カテゴリごとに「クリックポストで送れるかどうか」の判断基準を具体例つきで整理しました。

筆者は3年間クリックポストをメインの配送手段として使い続けてきました。TRRSケーブルやレジンキーキャップなど、小型のハンドメイド商品を累計2200件以上発送しています。最初のころは梱包後に厚さ3cmを超えてしまい、郵便局の窓口で引き受けを断られたこともあります。そうした失敗を重ねながら、どんな商品ならクリックポストにフィットするのかが分かるようになりました。

この記事では、その経験をもとに、クリックポストに向いている商品と向かない商品を整理します。


クリックポストのサイズ条件。厚さ3cm以内、重さ1kg以内、A4サイズまでの3つの基準
クリックポストのサイズ条件。厚さ3cm以内、重さ1kg以内、A4サイズまでの3つの基準

クリックポストのサイズ・重量の条件

まず、クリックポストで送れる荷物の条件を確認しておきます。

項目条件
長辺14cm〜34cm
短辺9cm〜25cm
厚さ3cm以内
重量1kg以内
料金全国一律185円

A4サイズの封筒(角形2号)に入り、厚さ3cm・重さ1kgに収まるものであれば発送できます。ポスト投函で届くため、受け取り側が在宅している必要がありません。追跡番号もつくので、発送後に「届きましたか?」というやりとりを減らせます。


クリックポストと相性がいい商品。キーキャップ、シール・雑貨、ケーブル類、アクセサリーの具体例
クリックポストと相性がいい商品。キーキャップ、シール・雑貨、ケーブル類、アクセサリーの具体例

クリックポストと相性がいい商品の例

アクセサリー・ジュエリー

ピアス、イヤリング、ネックレス、ブレスレットなど。小さくて軽い商品が多く、クリックポストの条件にほぼ収まります。緩衝材で包んでも厚さ3cm以内に収めやすいのが特徴です。

ステッカー・シール

平らで軽い商品の代表格です。厚紙の台紙に貼って封筒に入れれば、厚さは1cm以下。クリックポストの制約を気にする必要がほとんどありません。

ケーブル・電子パーツ

筆者が販売しているTRRSケーブル(キーボード用の接続ケーブル)は、巻いた状態でA4封筒に入り、厚さも2cm程度で収まります。USBケーブルやコネクタ類など、小さな電子パーツも同様です。ケーブルは柔軟性があるので、梱包時に形を調整しやすいという利点もあります。

レジンキーキャップ・小さなハンドメイド作品

レジン製のキーキャップは1個あたり10〜20g程度。緩衝材で包んでも厚さ3cm以内に収まることがほとんどです。ただし、複数個をまとめて発送する場合は重さと厚さの合計に注意してください。筆者の場合、5個以上のまとめ注文では梱包後に3cmを超えることがあったため、レターパックライトに切り替えるようにしています。

スマートフォンケース・保護フィルム

薄型のスマートフォンケースや保護フィルムは、クリックポストの定番です。厚みのあるケース(手帳型など)は3cmを超える場合があるため、梱包後の厚さを測っておくと安心です。

布小物・ハンカチ・ポーチ

薄手の布製品は折りたためば3cm以内に収まりやすいです。ただし、かさばるポーチやクッション性のある素材は、圧縮しても厚さが超えることがあります。


クリックポストの制約。厚さ3cm以上は不可、高額品・壊れ物は補償なし、代引きは不可
クリックポストの制約。厚さ3cm以上は不可、高額品・壊れ物は補償なし、代引きは不可

クリックポストが向かない商品

すべての商品に万能ではありません。以下のような商品は、他の配送手段を検討する方がいいです。

条件理由代替手段
厚さ3cmを超えるクリックポストの上限を超えるため発送不可レターパックプラス(520円)、ゆうパック
重量1kgを超える同上レターパックプラス(4kg以内)、ゆうパック
壊れやすい・高額な商品補償がない(配送事故時の賠償なし)ゆうパック(30万円まで補償)、宅急便
代金引換で送りたいクリックポストは代引き非対応ゆうパック・宅急便(代引き対応)
届け先が受け取りに署名したいポスト投函のため対面受け渡しなし宅配便(対面配達)

特に注意したいのが補償の有無です。クリックポストには配送事故時の補償制度がありません。万が一の破損や紛失に対して、日本郵便からの賠償は受けられません。高額な商品を送る場合は、補償のある配送手段を選ぶのが安全です。

なお、クリックポストは土曜・日曜・祝日も含めて毎日配達されます。週末を挟んでも届くのは、急ぎのお客様にとっても安心材料になります。


他の配送手段との料金比較

クリックポストの185円がどれくらい有利なのか、他のサービスと並べてみます。

配送手段料金追跡補償
クリックポスト185円ありなし
定形外郵便(50g以内)140円なしなし
定形外郵便(150g以内)270円なしなし
ゆうパケット(3cm以内)360円ありなし
レターパックライト370円ありなし
レターパックプラス520円ありなし

50g以内の超軽量な商品であれば定形外郵便の方が安くなります。ただし、追跡がつきません。追跡ありの配送手段の中で最も安いのがクリックポストの185円です。

筆者の場合、商品の重さが50gを超えるものがほとんどだったため、料金と追跡の両面でクリックポストが最もバランスのよい選択でした。3年間使い続けてきた実感として、追跡番号があるだけでお客様からの「届きましたか」という問い合わせが明らかに減ります。追跡の有無は、料金差以上にショップ運営の手間に影響します。

配送手段の選び方についてさらに詳しく知りたい方は、クリックポスト・ゆうパケット・ネコポス・定形外郵便の比較記事もあわせてご覧ください。


自分の商品がクリックポストに合うか確認する手順

  1. 商品を梱包する: 実際に封筒や緩衝材を使って梱包してみます
  2. 厚さを測る: 梱包後の状態で3cm以内かどうかを確認します。定規よりも厚さ測定定規(100均で入手可能)が便利です
  3. 重さを量る: 梱包材を含めた重さが1kg以内であることを確認します
  4. サイズを確認する: 長辺34cm×短辺25cm以内に収まっているかを確認します

梱包前の商品サイズで判断すると、緩衝材を入れた後に3cmを超えてしまうことがあります。必ず梱包後の状態で測ってください。筆者も初期に「商品自体は2cmだから大丈夫」と思い込んでいたところ、プチプチを巻いたら3.2cmになっていたことがありました。それ以来、梱包後の実測を毎回のルーティンにしています。


よくある質問(Q&A)

Q. 食品はクリックポストで送れますか?

クリックポストは「信書以外で、爆発物・毒劇物等を含まないもの」であれば発送できます。常温保存が可能な食品(焼き菓子、ドライフルーツなど)はサイズと重量の条件を満たせば送れます。ただし、冷蔵・冷凍が必要なものは対応していません。

Q. 割れ物注意のシールは貼れる?クリックポストで壊れやすい商品を送るには?

割れ物注意シールを貼ること自体は可能ですが、クリックポストはポスト投函で届くため、「ワレモノ扱い」として特別な配慮がされる保証はありません。配達員がポストに入れる際の衝撃や、他の郵便物との接触は避けられません。

壊れやすい商品をクリックポストで送る場合は、以下の梱包で対策します。

  1. プチプチ(エアキャップ)で2重に巻く: 1枚では衝撃を吸収しきれないため、割れ物は2重巻きが基本
  2. 封筒の中で動かないようにする: 商品が封筒内で動くと破損リスクが上がります。隙間にペーパーを詰めて固定
  3. 「天地無用」は機能しない前提で梱包する: ポスト投函なので上下がひっくり返される想定で梱包

それでも不安な高額商品や壊れやすいガラス製品は、補償のあるゆうパック(30万円まで補償)や宅急便を選ぶほうが安全です。筆者の基準では、商品単価3,000円以上の割れ物はクリックポストを避けて、補償付きの配送手段を使うようにしています。

Q. 複数の商品を1つのクリックポストにまとめて送れますか?

サイズと重量の上限内であれば、複数の商品を1つにまとめて送れます。たとえばステッカー3枚とキーキャップ1個をまとめて1通で発送するといったことが可能です。送料を1件分に抑えられるため、まとめ買いのお客様にとってもメリットがあります。

Q. クリックポストでは1回に何件まで発送できますか?

クリックポストのまとめ申込(CSV一括アップロード)では、1回のアップロードにつき上限40件です。40件を超える場合はファイルを分割してアップロードする必要があります。通常の個別申込であれば件数制限はありません。


まとめ

クリックポストは、厚さ3cm・1kg以内という条件に収まる小型・軽量の商品に向いた配送手段です。全国一律185円で追跡もつき、ポスト投函で届きます。アクセサリーやステッカー、ケーブル、小さなハンドメイド作品など、ハンドメイド系の商品との相性が特によいです。

一方で、補償がない点、代引き非対応である点は把握しておく必要があります。商品の特性とお客様の期待に合わせて、他の配送手段と使い分けることが大切です。

「自分の商品はクリックポストで送れるか」を一度実測で確認してみてください。条件に合えば、送料を抑えながら追跡つきで発送できる手段として、日々の運用に組み込めます。

Shopifyでクリックポスト発送を使っていて、CSV出力や追跡番号の反映をもっと手早く済ませたい方は、瞬時に発送!for クリックポストも試してみてください。

関連記事