Shopify発送アプリ9選を徹底比較|クリックポスト対応・自動追跡・料金まで

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Shopify発送アプリ9選を徹底比較|クリックポスト対応・自動追跡・料金まで
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Shopify発送アプリ9選を徹底比較|クリックポスト・ヤマト・佐川・日本郵便

最終更新: 2026年3月 筆者: Jizai Style — Shopify運営歴3年、累計発送2,200件超

結論から言うと: クリックポストがメインならCSV出力アプリで十分です。ヤマト・佐川・日本郵便を使い分けるなら、Ship&coやプラスシッピングのような送り状直接発行アプリのほうが日々の作業が楽になります。送料そのものを下げたいなら、プラスシッピングの割引料金は一度見ておく価値があります。最適なアプリは「月の出荷件数」「使っているキャリア」「月額にかけられる予算」の3点で決まります。この記事では9つのアプリを同じ基準で並べたので、自分のストアに合うものを見つけてください。


Shopifyで国内発送をしていると、「結局どの発送アプリを入れればいいんだろう」と悩むタイミングが来ます。

Shopifyアプリストアで「配送」「発送」と検索すると、国内対応のアプリだけで10個近く出てきます。ただ、アプリの説明文だけでは違いがわかりにくく、自分のストアに合うかどうかの判断が難しい。

筆者はShopifyでハンドメイド商品を3年間販売してきました。CSV出力アプリも送り状直接発行アプリも試し、最終的には自分でアプリを開発するに至っています。使ってきたアプリにはそれぞれ明確な強みと、同じくらい明確な限界がありました。

この記事では、国内発送に対応した9つのShopifyアプリを「料金」「機能」「対応キャリア」「追跡番号の扱い」の4軸で比較します。


発送アプリを選ぶときに見るべきポイント

個別のアプリを見る前に、そもそも何を基準に選べばいいのかを整理しておきます。

  1. 対応キャリア: クリックポストだけで済むのか、ヤマト・佐川・日本郵便も使うのか
  2. アプリの種類: CSV出力型か、送り状を直接発行する型か
  3. 追跡番号の扱い: 手入力が必要か、自動で反映されるか
  4. 月額料金: 固定か従量か。出荷件数が増えたときにコストがどう変わるか
  5. 付加機能: 配送日時指定、LINE通知、会計ソフト連携など

CSV出力型と送り状直接発行型の違い: CSV出力型は、Shopifyの注文データをCSVファイルにしてクリックポストやキャリアのシステムにアップロードする方式。送り状直接発行型は、Shopifyの管理画面から直接送り状を作成・印刷できる方式です。


発送アプリ比較表

月額料金が安い順に並べています。料金は2026年3月時点のものです。

アプリ種類月額クリックポストヤマト佐川日本郵便追跡自動連携レビュー
プラスシッピング直接発行無料(従量課金)×★3.7 (24)
配送&注文サポーターCSV+日時指定$0〜$18要確認△(Proプラン)★4.0 (17)
クリックポストCSVダウンローダーCSV$5××××★5.0 (2)
瞬時に発送!CSV+追跡連携$8×××新着 (0)
Ship&co直接発行$8〜(従量課金)×★4.9 (133)
配送マネージャーCSV+日時指定$9.90△(通知のみ)★4.7 (23)
easyLabel: Japan Post直接発行$14.90〜×××○(国際のみ)★4.5 (5)
CSV DownloadCSV$20×★5.0 (6)
Japan Order CSVCSV$29.99△(インポート)★4.5 (19)

「△」の意味: 追跡番号の連携にCSVインポートなどの手動ステップが必要、またはより上位のプランで対応。


追跡番号の自動連携と送料割引の仕組み
追跡番号の自動連携と送料割引の仕組み

アプリ別の詳細

クリックポストCSVダウンローダー

開発元: dev.justbuild 月額: $5(7日間無料体験あり) 種類: CSV出力型

やることがシンプルです。Shopifyの注文をクリックポストのインポート形式に合ったCSVで出力する、それだけ。郵便番号のフォーマット自動検出や、クリックポストの文字数制限を超えるフィールドのハイライトなど、実務で地味に助かる機能が入っています。

月額$5はこの比較の中で最安の有料アプリです。

できること: クリックポスト向けCSV一括出力、郵便番号自動整形、文字数制限チェック できないこと: 追跡番号の自動連携、クリックポスト以外のキャリア対応 向いている人: クリックポストだけ使っていて、追跡番号の手入力が苦にならない方。コストを最小限にしたい方 向いていない人: ヤマトや佐川のCSVも必要な方。追跡番号入力を自動化したい方

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瞬時に発送! for クリックポスト

開発元: JizaiDev(筆者が開発) 月額: $8 種類: CSV出力+追跡番号自動連携

クリックポスト向けのCSV出力に加えて、もう一歩先まで対応しています。クリックポストで発送ラベルを印刷した後、そのラベルから追跡番号を自動で読み取り、Shopifyの注文に書き戻します。追跡番号が連携されると、発送完了メールが顧客に自動送信されます。住所のフィールド分割にも対応しており、クリックポストへのインポートエラーを防ぎます。

自分のストア用に開発したアプリなので、良い点も足りない点も正直に書きます。

できること: クリックポスト向けCSV一括出力、追跡番号の自動読み取り・連携、発送通知メールの自動送信、住所フィールド分割 できないこと: クリックポスト以外のキャリア対応(ヤマト・佐川非対応)、送り状直接発行 向いている人: クリックポストがメインで、追跡番号入力を自動化したい方 向いていない人: 複数キャリアを使っている方。レビュー実績のあるアプリを選びたい方(現在レビュー0件)

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Japan Order CSV

開発元: Flagship Inc. 月額: 無料プラン(100件まで)/ Complete $29.99 種類: CSV出力型

ヤマト(B2クラウド)・佐川・日本郵便(クリックポスト含む)・エコ配・Amazon FBAと、国内主要キャリアのCSV形式を網羅しています。Shopifyの「Built for Shopify」バッジ取得済みで、公式ブログでも紹介されたことがあります。納品書の発行機能もついています。

追跡番号はCSVインポートで取り込めますが、自動ではなく手動アップロードです。月額$29.99はこの比較の中で最も高額。ただ、キャリア対応の幅広さと公式認定の安心感は、複数キャリアを日常的に使い分けるストアには正当なコストかもしれません。

できること: 主要キャリア向けCSV一括出力、追跡番号CSVインポート、納品書発行 できないこと: 追跡番号の自動読み取り、送り状直接発行 向いている人: ヤマト・佐川・日本郵便を同時に使っている方。Shopify公式認定アプリを選びたい方 向いていない人: クリックポストだけでコストを抑えたい方

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CSV Download

開発元: GroovyMedia Inc. 月額: 無料プラン(1回50件まで)/ Professional $20 種類: CSV出力型

キャリアCSVだけでなく、マネーフォワードや弥生会計といった会計ソフト向けのCSV形式にも対応しているのが特徴です。キャリアはヤマト(B2クラウド)・佐川(e飛伝)・日本郵便(クリックポスト+ゆうパックプリントR)をカバー。

発送と経理のCSVワークフローを一箇所にまとめたいなら、自分でCSVを加工する手間がなくなります。追跡番号の自動連携には非対応。

できること: キャリアCSV出力、会計ソフト向けCSV出力、複数キャリア対応 できないこと: 追跡番号の自動連携、送り状直接発行 向いている人: 発送と経理のCSV作業を一本化したい方。マネーフォワード・弥生ユーザー 向いていない人: 会計連携が不要な方には$20/月は割高に感じるかもしれません

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Ship&co

開発元: Ship&co 月額: $8〜(月額基本料+1件約33円の従量課金。月額プランは1,100円〜39,600円) 種類: 送り状直接発行型

Shopifyの管理画面から直接送り状を作成・印刷できるアプリです。CSVのアップロード作業がありません。ヤマト・佐川・日本郵便に加え、FedEx・UPS・DHLなど国際キャリアにも対応。追跡番号はShopifyに自動反映されます。133件のレビューで★4.9と、国内向けShopify発送アプリの中で最も多くの利用者がいます。

注意点はクリックポストに非対応なこと。また、月額基本料に加えて1件ごとの従量課金があるため、出荷件数が多いとコストが膨らみます。月50件で約1,650円、月100件で約3,300円の従量料金が目安です。

できること: 送り状直接発行(CSVなし)、キャリア料金比較、追跡番号自動連携、部分出荷、国際配送 できないこと: クリックポスト対応 向いている人: 複数キャリアを使っていてCSVアップロードをなくしたい方。海外発送もある方 向いていない人: クリックポストがメインの方。従量課金を避けたい方

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プラスシッピング

開発元: 三井物産グループ 月額: 無料(送料のみ従量課金、60サイズ499円〜) 種類: 送り状直接発行型

月額料金がゼロ。荷物1個ごとの送料だけを支払う仕組みで、その送料にはキャリアの通常料金より安い割引が適用されています。「Shopify Fast-Growing App Developer of the Year 2023」受賞。

一括送り状作成、住所検証、配送日時指定、追跡番号自動連携に対応。ヤマト・佐川・日本郵便をカバーしていますが、クリックポストには非対応です。

レビューは★3.7(24件)と、他のアプリと比べるとやや低め。導入前にレビュー内容を読んでおくことをおすすめします。

できること: 送り状直接発行、送料割引、住所検証、配送日時指定、追跡番号自動連携 できないこと: クリックポスト対応 向いている人: 月額ゼロで始めたい方。1件あたりの送料を下げたい方。ヤマト・佐川・日本郵便ユーザー 向いていない人: クリックポストユーザー。レビュー評価を重視する方

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配送マネージャー

開発元: d2c-square.com(カシミラ) 月額: $9.90 種類: CSV出力+配送日時指定

ヤマト・佐川・日本郵便(クリックポスト含む)の3キャリアすべてのCSV出力に対応。さらにチェックアウト画面での配送日時指定とLINE通知がついています。営業日カレンダーを設定すれば、配送日の選択肢が実際の営業日に合わせて表示されます。

LINE通知で発送連絡や配達予定日を顧客に送れるのは、他のアプリにはない機能です。追跡番号は通知経由で顧客に届きますが、Shopifyへの自動反映には手動インポートが必要です。

月額$9.90の固定料金で、出荷件数が増えてもコストが変わらない予測しやすい料金体系です。

できること: 全キャリアCSV出力、配送日時指定、LINE通知、営業日カレンダー できないこと: 送り状直接発行、Shopifyへの追跡番号自動反映 向いている人: クリックポストも使うが配送日時指定やLINE通知も欲しい方 向いていない人: CSV出力だけで十分な方には機能が多すぎるかもしれません

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配送&注文サポーター

開発元: Netyear Group 月額: 無料(日時指定のみ)/ Basic $9 / Pro $18 種類: CSV+配送日時指定

チェックアウト画面での配送日時指定が無料プランで使えるのが最大の特徴です。CSV出力はBasicプラン($9)から。Proプラン($18)では追跡番号アップロードやネクストエンジン・オープンロジとの連携が追加されます。ヤマト・佐川・日本郵便を含む8社以上のキャリアに対応。

段階的に機能を増やせる構成なので、まず無料の日時指定から始めて、必要になったらCSV出力やPro機能を追加する使い方ができます。

できること: 配送日時指定(無料)、CSV出力(Basic以上)、追跡番号アップロード(Pro)、ネクストエンジン連携 できないこと: 送り状直接発行。無料プランにCSV出力は含まれない 向いている人: まず無料で日時指定を入れたい方。ネクストエンジンやオープンロジを使っている方 向いていない人: CSV出力がすぐ必要な方には無料プランでは足りません。Proの$18は他のCSV専用アプリより高め

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easyLabel: Japan Post

開発元: Lunaris 月額: Lite $14.90 / Plus $69.90 種類: 送り状直接発行(国際配送専用)

日本郵便の国際発送に特化したアプリです。Shopifyの管理画面から送り状を作成し、通関書類も自動生成します。追跡番号は自動連携。

重要な注意点として、国内配送には対応していません。注文の大半が国内発送なら、このアプリは選択肢に入りません。日本郵便で海外に荷物を送るストア向けの専門ツールです。

できること: 日本郵便の国際送り状作成、通関書類の自動生成、追跡番号自動連携 できないこと: 国内配送。日本郵便以外のキャリア 向いている人: 日本郵便で海外発送をしている方。越境ECの方 向いていない人: 国内発送がメインの方(そもそも使えません)

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用途別のおすすめ

ストアの使い方から逆算して、候補を絞り込む早見表です。

クリックポストユーザー向けの3つのアプローチ:コスト重視のCSV一括登録、追跡番号の自動連携、配送日時指定つきの複合サービス
クリックポストユーザー向けの3つのアプローチ:コスト重視のCSV一括登録、追跡番号の自動連携、配送日時指定つきの複合サービス

クリックポストだけ使っている場合

  • コスト最小 → クリックポストCSVダウンローダー($5/月)
  • 追跡番号入力を自動化 → 瞬時に発送!($8/月)
  • 配送日時指定+LINE通知も欲しい → 配送マネージャー($9.90/月)

ヤマト・佐川・日本郵便を使い分けている場合

  • 送り状を直接発行(CSVなし)→ Ship&co($8/月+従量)
  • 月額ゼロ+送料割引 → プラスシッピング(無料)
  • CSVで一括出力 → Japan Order CSV($29.99/月)or CSV Download($20/月)
  • まず無料で日時指定 → 配送&注文サポーター(無料プラン)

会計ソフト連携が必要な場合

  • マネーフォワード・弥生対応 → CSV Download($20/月)

海外発送もある場合

  • 複数キャリア(国内+国際)→ Ship&co(FedEx・UPS・DHL対応)
  • 日本郵便の国際発送のみ → easyLabel($14.90/月〜)

筆者が使っているのは: クリックポストがメインなので「瞬時に発送!」を使っています。ただし自作アプリなので客観的なおすすめとは言いにくい。クリックポスト利用で追跡番号の手入力が気にならないなら、$5/月のクリックポストCSVダウンローダーがコスパでは最強かもしれません。


アプリの種類で選ぶ:CSV出力型 vs 送り状直接発行型

CSV出力型と送り状直接発行型の違い。CSV出力型はShopifyの注文データをCSVにしてキャリアのシステムにアップロード。直接発行型はアプリ内で送り状を作成・印刷まで完結
CSV出力型と送り状直接発行型の違い。CSV出力型はShopifyの注文データをCSVにしてキャリアのシステムにアップロード。直接発行型はアプリ内で送り状を作成・印刷まで完結

アプリの「種類」は日々のオペレーションに直結します。どちらの方式が自分に合うかを先に決めると、候補を絞り込みやすくなります。

CSV出力型の仕組み

Shopifyの注文データをCSVファイルにして、クリックポストやキャリアのシステムにアップロードする方式です。

  • アップロード前にCSVの中身を確認・修正できる
  • 多くが月額固定なので、出荷件数が増えてもコストが安定する
  • キャリア側のシステムで決済・ラベル印刷を行うため、アプリに障害があっても発送業務は止まりにくい

トレードオフは、CSVアップロードという手動ステップが毎回発生すること。これが負担に感じるかどうかは、1日の出荷件数とオペレーションの組み方次第です。

送り状直接発行型の仕組み

Shopifyの管理画面から直接送り状を作成・印刷できる方式です。CSVのアップロード作業がありません。

  • 画面の行き来が減り、Shopifyの中で作業が完結する
  • ほとんどのアプリが追跡番号を自動連携してくれる
  • キャリア間の料金比較ができるアプリもある

デメリットは、従量課金型のアプリ(Ship&coなど)では出荷件数に比例してコストが上がること。月額基本料だけで判断せず、自分の出荷量でのトータルコストを試算してから決めるのがおすすめです。


よくある質問

無料で使える発送アプリはありますか?

あります。プラスシッピングは月額無料で、1件ごとの送料(60サイズ499円〜)だけ。配送&注文サポーターも無料プランがありますが、配送日時指定のみでCSV出力は含まれません。Japan Order CSVとCSV Downloadにも件数制限つきの無料プランがあります。

クリックポストに対応しているアプリはどれですか?

CSV出力型の5アプリが対応しています。クリックポストCSVダウンローダー、瞬時に発送!、Japan Order CSV、CSV Download、配送マネージャーです。Ship&co・プラスシッピング・easyLabelはクリックポスト非対応です。

追跡番号の手入力をなくせるアプリはどれですか?

送り状直接発行型のShip&co・プラスシッピング・easyLabelは、アプリ内でラベルを生成するため追跡番号が自動連携されます。CSV出力型では、「瞬時に発送!」が発送ラベルから追跡番号を自動読み取りしてShopifyに連携します。配送マネージャーと配送&注文サポーター(Pro)は、CSVの手動インポートで追跡番号を取り込めます。

月10件以下の少量出荷に向いているアプリは?

出荷量が少ないうちは、低コストまたは無料プランのあるアプリが合います。クリックポストなら月$5のクリックポストCSVダウンローダー。複数キャリアならプラスシッピング(無料)や配送&注文サポーター(無料プラン)で初期コストを抑えられます。

月100件以上だと気をつけることは?

従量課金に注意してください。Ship&coは1件ごとに料金がかかるので、月100件だと従量料金だけで約3,300円になります。クリックポストCSVダウンローダー・瞬時に発送!・配送マネージャーのような固定料金アプリは、出荷件数に関係なく同じ金額なので、大量出荷のストアにはコスト予測がしやすいです。

この記事の情報はいつ時点のものですか?

2026年3月時点の料金と機能です。アプリのプランはいつでも変更される可能性があるので、最新情報はShopifyアプリストアの各ページで確認してください。この記事は四半期ごとに見直し・更新しています。


まとめ

Shopifyの国内発送アプリは「クリックポスト専用か複数キャリアか」「CSV出力か送り状直接発行か」「追跡番号は手動か自動か」の3軸で整理できます。

万能なアプリはなく、それぞれにトレードオフがあります。まず「自分が使うキャリア」「1日の出荷件数」「月額予算」の3点を確認して、候補を絞ってから無料体験や無料プランで試してみてください。

この比較表と用途別のおすすめが、自分で調べる時間の節約になれば幸いです。

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