追跡番号の入力ミスが引き起こすトラブルと、その防ぎ方

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追跡番号の入力ミスが引き起こすトラブルと、その防ぎ方

追跡番号の入力ミスが引き起こすトラブルと、その防ぎ方

クリックポストで発送した後、追跡番号をShopifyに手入力していませんか?

1件あたり12桁の数字を目で見て打ち込む作業は、件数が少ないうちは問題になりにくいかもしれません。ただ、たった1桁のミスでも、お客様に誤った追跡情報が通知されてしまいます。「追跡できない」という問い合わせは、ショップの信頼に直結します。

3年分の発送データを扱う中で、追跡番号の入力ミスは数回経験しました。この記事では、ミスが起きるパターンとその影響、そしてミスをゼロに近づけるための仕組みづくりを解説します。


なぜ追跡番号の入力ミスが起きるのか

手入力で12桁の数字を正確に打ち続けるのは難しい

クリックポストの追跡番号は12桁の数字です。発送ラベルに印刷された番号をShopifyの管理画面に手入力する場合、1件あたり約30秒かかります。

数字の羅列は、目が滑りやすい情報のひとつです。「1」と「7」、「6」と「8」のような見間違いはもちろん、桁の入れ替わり(「3456」→「3465」)も起こります。1件ならすぐ確認できますが、10件、20件と続けて入力するうちに注意力は下がります。

3つのよくあるミスパターン。桁の入れ替わり、一桁のミス(見間違い)、別注文との誤認
3つのよくあるミスパターン。桁の入れ替わり、一桁のミス(見間違い)、別注文との誤認

ミスが起きやすい3つのパターン

パターン具体例起きやすい状況
桁の入れ替わり「1234」→「1243」連続入力で注意が散漫になったとき
1桁の打ち間違い「5678」→「5679」ラベルの印字が小さくて読みにくいとき
別の注文の番号を入力注文Aに注文Bの番号複数のラベルを並べて作業しているとき

3つ目の「別の注文への紐付けミス」は、特に影響が大きいです。追跡番号自体は実在するため、日本郵便の追跡ページでは情報が表示されます。ただし、お客様が見る配送状況は自分の荷物のものではありません。


入力エラーによって起きる問題。お客様は追跡番号が見つからず不安に、オーナーは対応に時間がかかり信用低下
入力エラーによって起きる問題。お客様は追跡番号が見つからず不安に、オーナーは対応に時間がかかり信用低下

入力ミスが引き起こすトラブル

お客様に誤った追跡情報が届く

Shopifyに追跡番号を登録して注文を「発送済み」にすると、お客様に発送完了通知メールが自動送信されます。このメールには追跡番号と追跡リンクが含まれています。

入力した追跡番号が間違っていると、お客様がリンクをクリックしても「お問い合わせ番号が見つかりません」と表示されます。あるいは、別の荷物の追跡情報が表示される場合もあります。どちらのケースでも、お客様は不安を感じます。

問い合わせ対応の負担が増える

「追跡番号で検索しても出てこない」「表示される配送先が違う」といった問い合わせが来ると、まず正しい追跡番号を特定するところから始める必要があります。発送ラベルを探し出し、番号を照合し、Shopifyの注文情報を修正し、お客様にお詫びと正しい番号をお伝えする。1件のミスで、対応に10〜15分かかることも珍しくありません。

ショップの信頼に影響する

追跡番号が正しくないという体験は、お客様にとって「このショップは大丈夫なのか」という不安につながります。商品そのものに問題がなくても、配送に関する体験が悪ければレビューに影響することがあります。

1桁のミスがお客様対応と信頼性の両方に波及する。追跡番号の入力は、見た目以上にリスクの高い作業です。


エラーを防止するシステム。手動入力はミスが多く、ダブルチェックで低減、自動連携でミスなし・効率的
エラーを防止するシステム。手動入力はミスが多く、ダブルチェックで低減、自動連携でミスなし・効率的

追跡番号のミスを防ぐ仕組み

手入力をやめることが最も確実

ミスを「注意力で防ぐ」のには限界があります。疲労や件数の多さに左右されない仕組みを作ることが、最も確実な防止策です。

方法としては大きく2つあります。

  1. コピー&ペーストを徹底する: クリックポストのマイページ画面から追跡番号をコピーし、Shopifyの注文に貼り付ける方法です。手入力よりはミスが減りますが、注文と追跡番号の紐付けは手動のため、「別の注文に貼り付ける」ミスは残ります
  2. 発送ラベルから追跡番号を自動抽出する: 発送ラベルのファイルから追跡番号を読み取り、注文番号で自動的にマッチングする方法です。人の手が介在しないため、入力ミスと紐付けミスの両方を防げます

ダブルチェックを仕組みに組み込む

手入力をやめられない場合は、ダブルチェックの仕組みを入れておくことが現実的です。

  1. 追跡番号を入力したら、Shopifyの注文画面で番号を目視確認する
  2. 日本郵便の追跡ページで、入力した番号が有効かどうかを確認する
  3. 可能であれば、入力者と確認者を分ける

ただし、件数が増えるとダブルチェック自体が負担になります。10件程度なら現実的ですが、20件を超える日が続くなら、手入力に頼らない方法を検討する段階です。

コピー&ペースト時の注意点

コピー&ペーストで入力する場合でも、いくつか注意が必要です。

  • 前後にスペースが入っていないか: コピー時に空白が含まれると、追跡ページで検索できないことがあります
  • 全角数字になっていないか: 日本語入力がオンの状態でペーストすると、全角に変換される場合があります
  • 注文との対応を間違えていないか: ラベルとShopifyの注文画面を交互に見ながら作業するため、対応関係のズレが起きやすいです
防止策入力ミス紐付けミス件数が多いとき
手入力 + 目視確認△ 減るが残る△ 減るが残る負担が大きい
コピー&ペースト○ ほぼ防げる△ 手動のため残るやや負担がある
自動抽出 + 自動マッチング○ 防げる○ 防げる件数に依存しない

実際にミスが起きたときの対応手順

追跡番号のミスに気づいたら、以下の手順で対応します。

  1. 正しい追跡番号を特定する: 発送ラベルの控え、またはクリックポストのマイページで正しい番号を確認します
  2. Shopifyの注文情報を修正する: 注文の「追跡情報を編集」から正しい番号に差し替えます
  3. お客様に連絡する: 「先ほどお送りした追跡番号に誤りがありました」と正しい番号をお伝えします。Shopifyのメール通知で再送する場合は「お客様に通知を送信する」にチェックを入れます
  4. 原因を記録する: どのパターンのミスだったかを把握しておくと、再発防止につながります

ミスは起きるものとして、対応手順をあらかじめ決めておくことが大切です。慌てて対応すると、修正そのものにまたミスが紛れ込みます。


よくある疑問

Q. 追跡番号を間違えて登録した場合、お客様にもう一度通知が届く?

Shopifyで追跡番号を修正した際に「お客様に通知を送信する」にチェックを入れれば、正しい追跡番号で通知メールが再送されます。チェックを入れなければ、メールは送信されません。状況に応じて使い分けてください。

Q. 追跡番号が「見つかりません」と表示されるのは入力ミスだけが原因?

いいえ。クリックポストの追跡情報は、郵便局で荷物が引き受けられた後にシステムに反映されます。ポスト投函直後は追跡情報がまだ登録されていないため、正しい番号でも「お問い合わせ番号が見つかりません」と表示されます。通常、数時間で反映されます。

Q. 1日何件以上なら手入力をやめるべき?

明確な基準はありませんが、私の場合は5件を超えたあたりで手入力のリスクが気になり始めました。毎日5件以上を発送しているなら、手入力をゼロにする仕組みを検討してもよいと思います。


まとめ

追跡番号の入力ミスは、1桁の間違いでもお客様への通知、問い合わせ対応、ショップの信頼に影響します。手入力を続ける限り、件数が増えるほどミスのリスクは高まります。

防止策の中心は、手入力をやめて仕組みに任せることです。コピー&ペーストで入力ミスはほぼ防げますが、注文との紐付けミスは残ります。発送ラベルからの自動抽出と注文番号による自動マッチングを使えば、両方のミスを防げます。

追跡番号の入力に不安を感じている方は、瞬時に発送!for クリックポストを試してみてください。発送ラベルから追跡番号を抽出し、Shopifyの注文に自動で反映します。

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