クリックポストvsゆうパケット、どちらが安い?|2026年料金比較

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クリックポストvsゆうパケット、どちらが安い?|2026年料金比較

クリックポストvsゆうパケット、どちらが安い?|2026年料金比較

結論から言うと、厚さ3cm・1kg以内の商品ならクリックポスト(185円)が最安です。ゆうパケットは250円〜で追跡付き、ネコポスはヤマト契約が必要ですが補償があります。

数十円の差でも、月に100件発送すれば数千円、年間にすると無視できない差額になります。この記事では、2026年最新の料金で4つの配送サービスを比較し、商品や出荷件数に応じた選び方を整理しました。

この記事では、小型配送サービスの代表であるクリックポスト・ゆうパケット・ネコポス(クロネコゆうパケット)・定形外郵便の4つを比較し、商品特性や出荷件数に応じた選び方を整理します。3年間クリックポストをメインに使い続けてきた中で、他のサービスも試しながら見えてきた使い分けの基準をお伝えします。


なぜ配送方法選びは難しいのか。追跡あり・全国一律など似た特徴が多く、違いが不明確でズルズル使い続けてしまう
なぜ配送方法選びは難しいのか。追跡あり・全国一律など似た特徴が多く、違いが不明確でズルズル使い続けてしまう

なぜ配送手段の選び方で悩むのか

似たようなサービスが多く、違いがわかりにくい

小型配送サービスはどれも「ポスト投函・追跡あり・全国一律料金」に近い特徴を持っています。一見すると似ているため、何を基準に選べばいいのか迷うのは当然です。

しかし、実際に使ってみると料金体系、サイズの制約、発送場所の選択肢、追跡の有無など、細かい部分で違いがあります。その違いが、月間の送料合計やオペレーションの手間に影響してきます。

最初に選んだ配送手段をそのまま使い続けてしまう

ショップを始めたときに何となく選んだ配送手段を、出荷件数が増えても見直さないまま使い続けているケースは少なくありません。商品ラインナップが変わったり、月間の発送件数が増えたりすると、最適な手段も変わります。


小型配送サービスの徹底比較。クリックポスト185円、ゆうパケット250〜360円、ネコポス360円〜、普通郵便140円〜の料金とサイズ制限
小型配送サービスの徹底比較。クリックポスト185円、ゆうパケット250〜360円、ネコポス360円〜、普通郵便140円〜の料金とサイズ制限

4つの小型配送サービスを比較する

比較表

項目クリックポストゆうパケットネコポス(クロネコゆうパケット)定形外郵便(規格内)
料金全国一律185円250円〜360円(厚さによる3段階)上限360円(個別契約)140円〜750円(重量制)
サイズ上限長辺34cm×短辺25cm×厚さ3cm3辺合計60cm以内、長辺34cm×厚さ3cm長辺31.2cm×短辺22.8cm×厚さ3cm長辺34cm×短辺25cm×厚さ3cm
重量上限1kg1kg1kg1kg(規格内)
追跡ありありありなし(特定記録+210円で可)
配達方法ポスト投函ポスト投函ポスト投函ポスト投函
発送場所ポスト投函・郵便局窓口ポスト投函・郵便局窓口ヤマト営業所・コンビニ等ポスト投函・郵便局窓口
日曜・祝日の配達あり(毎日配達)あり(毎日配達)日本郵便が配達(要確認)なし
決済方法Yahoo!ウォレット / Amazon Pay切手・窓口支払い法人契約切手・窓口支払い

この表だけで選べるケースもありますが、商品の重さやサイズ、月間の発送件数によって最適解は変わります。以下、各サービスの特徴を掘り下げます。

クリックポスト

全国一律185円という料金の安さが最大の特徴です。追跡もついているため、送料を抑えつつ「今どこにあるか」をお客様に伝えたい場合に向いています。

発送はポスト投函か郵便局の窓口への持ち込みで、コンビニからは出せません。集荷にも対応していないため、自分で出しに行く前提です。なお、配達は土曜・日曜・祝日も含めて毎日行われます。

決済はYahoo!ウォレットまたはAmazon Payのみ。「まとめ申込」でCSVアップロードによる一括登録にも対応していますが、支払手続きは1件ずつ確定する必要があり、一括決済はできません。1回のCSVアップロード上限は40件です。

ゆうパケット

厚さに応じて3段階の料金設定になっています(2024年10月改定後の料金)。

厚さ料金
1cm以内250円
2cm以内310円
3cm以内360円

厚さ1cm以内に収まる商品であれば250円ですが、2〜3cmになると310〜360円になり、クリックポストとの差が広がります。発送場所はポスト投函と郵便局の窓口です。クリックポストと同じくコンビニ窓口からの発送には対応していません。

ネコポス(クロネコゆうパケット)

ネコポスは2023年10月以降、順次「クロネコゆうパケット」に移行しています。ヤマト運輸が受け付け、日本郵便が配達する形に変わりました。

料金は出荷量に応じた個別契約で、上限は全国一律360円です。法人やEC事業者向けの契約が前提のため、個人の小規模ショップにとっては契約のハードルがあります。サイズも長辺31.2cm×短辺22.8cmとやや小さめで、A4サイズの封筒がギリギリ入らない点に注意が必要です。

定形外郵便(規格内)

追跡がつかない代わりに、50g以内なら140円と最も安い料金で送れます。シールやステッカー、薄いアクセサリーパーツなど、軽くて壊れにくい商品には有力な選択肢です。

ただし、追跡がないことのリスクは見落とせません。「届いていない」とお客様から連絡が来たときに、配送状況を調べる手段がありません。特定記録をつければ+210円で追跡が可能になりますが、その場合は合計350円以上になり、クリックポストの185円を大きく超えます。

定形外郵便は「軽くて安いもの」に限定すれば料金面で有利ですが、追跡なしのまま使い続けると、配送トラブル時の対応コストが見えにくい形で積み上がります。私の場合、追跡番号のない発送で「届きません」と連絡をもらったことが数回あり、それ以降は追跡ありのサービスに寄せるようにしました。


商品特性に合わせた配送手段の選び方

比較表を見ただけでは選びにくい場合、以下の3つの基準で絞り込めます。

1. 商品の重さで判断する

定形外郵便は重量制の料金体系です。50g以内なら140円と安いですが、重さが増えるほど料金が上がり、150g以内で270円、250g以内で320円になります。一方、クリックポストは重量に関係なく1kg以内なら一律185円です。

目安として、50gを超える商品であればクリックポストの方が安くなるケースがほとんどです。

2. 追跡が必要かどうかで判断する

追跡の有無は、お客様対応のコストに直結します。追跡ありであれば「今どこにあるか」を確認でき、配達完了の記録も残ります。追跡なしの場合、配送事故や届かないケースでの調査手段がありません。

少額の消耗品やおまけ程度のものであれば追跡なしでも問題ないかもしれません。しかし、商品としてお金をいただいて販売するものであれば、追跡ありが基本と考えておくのが安全です。

3. 発送場所の選択肢で判断する

自宅周辺にポストや郵便局がある場合は、クリックポスト、ゆうパケット、定形外郵便が使いやすいです。最寄りの郵便施設が遠く、コンビニの方が便利な場合は、クロネコゆうパケット(ヤマト営業所・コンビニ対応)が候補に入ります。


配送手段を見直すタイミング

月間出荷件数が増えてきたとき

月に10件程度であれば、どのサービスを使っても送料の差は大きくありません。しかし、月に50件、100件と増えてくると、1件あたり数十円の差が月に数千円の差になります。

月間発送件数クリックポスト(185円)ゆうパケット3cm(360円)差額
30件5,550円10,800円5,250円
50件9,250円18,000円8,750円
100件18,500円36,000円17,500円

月100件の発送で年間に換算すると、21万円の差になります。発送件数が増えてきたタイミングは、配送手段を見直す良い機会です。

商品ラインナップが変わったとき

新しい商品を追加したことで、サイズや重量の構成が変わることがあります。以前は薄い商品ばかりだったのが、厚みのある商品が増えてきたら、配送手段も見直す必要があります。

私自身、最初はTRRSケーブルの発送がメインだったので定形外郵便を使っていました。その後、レジンキーキャップなど厚みと重みのある商品が増え、追跡の必要性も感じたため、クリックポストに切り替えました。切り替え後は送料と追跡の両面で安定しています。


厚さ3cmを超えたらどうするか

小型配送サービスの多くは厚さ3cmが上限です。これを超える商品の場合、選択肢が変わります。

レターパックプラス(520円)

専用封筒を使い、厚さの制限なし・重量4kg以内で全国一律520円です。追跡もあります。厚さ3cmを少し超える程度の商品であれば、レターパックプラスが次の候補です。ただし、専用封筒の購入が必要で、サイズはA4が入る程度(34cm×24.8cm)に限られます。

ゆうパック・ヤマト宅急便(60サイズ〜)

3辺の合計が60cmを超える、または重量が数kg以上の商品は、ゆうパックやヤマト宅急便の60サイズ以上が選択肢になります。料金は発送元・届け先の地域によって異なり、60サイズで800〜1,000円前後が目安です。

サイズ超過時の判断フロー

  1. 厚さ3cm以内に収まるか確認する → 収まればクリックポスト等の小型配送サービス
  2. 厚さ3cmを超えるが、A4サイズ・4kg以内に収まるか → レターパックプラス(520円)
  3. レターパックにも入らない → ゆうパック・ヤマト宅急便の60サイズ以上

厚さ3cmは梱包前ではなく、梱包後の厚さで判断する必要があります。商品自体が2.5cmでも、緩衝材を入れると3cmを超えることがあります。事前に梱包した状態で厚さを測っておくと、配送手段のミスマッチを防げます。


クリックポストの出荷を効率化するワークフロー。CSV出力、一括申込・決済、ラベル印刷・梱包・投函、追跡番号一括登録・通知の流れ
クリックポストの出荷を効率化するワークフロー。CSV出力、一括申込・決済、ラベル印刷・梱包・投函、追跡番号一括登録・通知の流れ

クリックポストでの発送を効率化する

クリックポストを選んだ場合、発送業務の効率化が次の課題になります。特にShopifyを使っていると、注文データの出力から追跡番号の反映まで、いくつかのステップを踏む必要があります。

  1. Shopifyの注文データをクリックポストのCSVフォーマットでエクスポート
  2. クリックポストの「まとめ申込」にCSVをアップロードし、支払手続き
  3. 発送ラベルを印刷して梱包・投函
  4. 追跡番号をShopifyの各注文に反映し、発送完了通知を送信

このうち、ステップ1のCSV出力とステップ4の追跡番号反映は、手作業で行うと件数が増えたときに時間がかかります。CSVエクスポートと追跡番号の一括反映を効率化するアプリを使えば、ステップ1と4を合わせて数分で完了できます。


クリックポストとネコポスの違いは何か

「クリックポストとネコポス、結局どっちがいいの?」という疑問は多く聞かれます。両者の主な違いを整理します。

比較項目クリックポストネコポス(クロネコゆうパケット)
運営元日本郵便ヤマト運輸(配達は日本郵便)
料金全国一律185円(個人利用可)上限360円(法人契約前提)
利用条件Yahoo! ID / Amazon アカウントがあれば誰でも法人契約・EC事業者向け
サイズ上限長辺34cm×短辺25cm×厚さ3cm長辺31.2cm×短辺22.8cm×厚さ3cm
発送場所ポスト投函・郵便局窓口ヤマト営業所・コンビニ等
CSV一括処理まとめ申込(40件/回)ヤマトビジネスメンバーズ

最大の違いは利用のハードルです。クリックポストはYahoo! IDがあれば個人でもすぐ使えますが、ネコポスは法人契約が前提です。料金も185円 vs 上限360円でクリックポストが有利。一方、ネコポスはコンビニ発送に対応している点が強みです。

個人や小規模ショップなら、料金と手軽さの面でクリックポストが第一候補になるでしょう。法人契約があり、コンビニ発送が必須の場合はネコポスが選択肢に入ります。


よくある疑問

Q. 結局、どのサービスが一番おすすめ?

一概には言えませんが、「厚さ3cm以内・1kg以内・追跡が必要」という条件であれば、クリックポストが全国一律185円で最もコストを抑えられます。追跡が不要で50g以内の商品なら定形外郵便が最安です。コンビニから出したい場合はゆうパケットが候補になります。

Q. 定形外郵便とクリックポスト、どう使い分ける?

商品の重さと追跡の必要性で判断します。50g以内で追跡が不要なら定形外郵便(140円)の方が安いです。ただし100gを超えると定形外郵便の料金がクリックポストに近づき、追跡の有無まで考慮するとクリックポストの方が合理的です。追跡がないことによる問い合わせ対応のコストも含めて判断してください。

Q. ネコポスはまだ使える?

個人向けのネコポスは2023年10月以降、順次「クロネコゆうパケット」に移行しています。既存の法人契約でネコポスを利用中の場合は引き続き使えるケースもありますが、新規の利用はクロネコゆうパケットが前提になります。サイズや料金体系が変わっている可能性があるため、最新の情報をヤマト運輸の公式サイトで確認してください。

Q. 月間何件くらいから配送手段を見直すべき?

明確な基準はありませんが、月30件を超えてきたあたりが一つの目安です。月30件でクリックポストとゆうパケット(3cm)の差額は5,250円、年間で6万円以上になります。また、件数が増えると発送作業の効率も重要になるため、CSV一括処理に対応しているかどうかも判断材料になります。

Q. ゆうパックや宅急便に切り替えるタイミングは?

サイズと重量が小型配送サービスの上限を超えたときが切り替えのタイミングです。具体的には、厚さ3cmを超える商品が出てきたとき、または1kgを超える商品が増えてきたときです。レターパックプラス(520円)を経由して、それでも収まらなければゆうパックや宅急便に移行する段階的な判断がお勧めです。


まとめ

小型配送サービスの選び方は、料金だけでなく、追跡の有無、サイズの制約、発送場所の選択肢を総合的に見て判断する必要があります。

厚さ3cm・1kg以内の商品であれば、クリックポストの全国一律185円が料金面では有利です。ただし、商品のサイズや出荷件数は変わっていくものなので、定期的に「今の配送手段が本当に最適か」を見直す習慣を持っておくことが大切です。

クリックポストでの発送を選んだ方で、ShopifyからのCSV出力や追跡番号の反映を効率化したい場合は、瞬時に発送!for クリックポストを試してみてください。アプリの機能や導入の流れはこちらのページで詳しく紹介しています。


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